ストップ不安定労働 - グローバル・アクション2014を展開
「ディーセント・ワークが保障される社会」の実現に世界の仲間と連帯して取り組む
金属労協(JCM)は、インダストリオールの呼びかけた「ストップ不安定労働―グローバル・アクション2014」の活動の一環として、2014年10月7日午後、連合とGUF日本組織との共同で「ディーセント・ワーク世界行動デー2014」街頭キャンペーン活動を展開した。
この活動には、金属労協は相原議長をはじめ三役・事務局および加盟5産別から代表や連合やGUF日本組織から100余名が参加した。街頭キャンペーは、田町駅と新宿駅の2箇所の駅頭で通りかかる多く市民に対して、「ストップ不安定労働、ディーセント・ワーク実現」を呼びかけ、チラシなどを配布した。
挨拶に立った連合の神津事務局長は「非正規労働者を含めすべての人にディーセント・ワークが保障される社会基盤整備の必要性を訴え、社会的セーフティネットの確立とその実現に向けてナショナルセンターとして、金属労協(JCM)をはじめ国際産業別労働組合組織(GUFs)日本組織と連携して取り組んでいく」ことをアピールした。全国過労死を考える家族の会の中原代表は「長時間労働による健康やメンタルヘルスの実態、対策の必要性」を強く訴えた。街頭アピールの最後に、金属労協の相原議長は「労働者は、毎日を安全で安心して働ける環境でなければならない。それはディーセント・ワークの基礎である」と訴えた。
金属労協は、「ディーセント・ワークが保障される社会の実現が労働組合の役割である。良質な雇用を確保しディーセント・ワークを実現するため、これからも世界の仲間と連帯して取り組んでいく」ことを、参加者全員とともに確認した。