「重大な人道的悲劇」
2022-03-10
【JCM記事要約】
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2022年3月10日:インダストリオールは火曜日にウクライナの労働組合代表と会談し、現場の状況について話を聞いた。インダストリオール加盟組合とその組合員は命がけで闘っており、連帯と財政援助を緊急に必要としている。
「とても寒い冬だ。食料がなくなりかけている。これは重大な人道的悲劇だ」と、ある労働組合指導者は言う。
厳しい状況が原因で、加盟組織の半分しか会合に出席できなかった。参加できた人たちは、ロシアの侵略によって深刻な危機に瀕しており、避難したり脱出したりしている人々への援助を訴えた。包囲された都市の人々は電気も水道もなく、生活できなくなっている。
労働者代表は、さまざまな部門や地域の状況を極めて詳細に説明した。現在も事業活動を継続している国内企業は半分にすぎず、多くの企業が供給問題と苦闘している。現在、多くの労働組合員が兵士になっている。
原子力労働者は、ロシアによるザポリージャ原子力発電所への攻撃とチェルノブイリ原発の占領に起因する極めて大きな危険性を指摘した。
イェルク・ホフマン・インダストリオール会長は、インダストリオールの連帯の誓約を繰り返した。
「即時停戦とロシア軍の撤退を要求する。寄付と救援物資の形での具体的な連帯によって、影響を受けた人々と難民を支援し続ける。私たちはウクライナを支持する」
ウクライナの人道状況が悪化しているため、全国各地で連帯と財政援助が必要である。支援したい方は、取引コストを下げるためにユーロで、インダストリオール・グローバルユニオンの預金口座に寄付してほしい。
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