安全衛生は我々の権利である
2024-03-28
2024年3月28日:4月28日の国際労働者追悼日に向けて、インダストリオールは職場の安全衛生にスポットライトを当てる。なんと毎年300万人以上の労働者が業務のために死亡し、数千万人が負傷している。職場の安全衛生は交渉で勝ち取るものでも、頼みごとをするものでもない。私たちの権利なのだ。
世界の労働者にとって大きな勝利となった2022年のILO総会は、安全衛生を労働における基本原則および権利とした。これは、すべてのILO加盟国が、関連するILO条約の批准の有無にかかわらず、安全で健康的な労働環境に対する基本的権利を尊重し、促進することを約束することを意味する。
死亡事故は減少しているが、労働時間 100 万時間当たりの死亡者数である死亡頻度率は、部門や地域に よって均等ではなく、鉱業、金属、造船・造船・船体解撤、 繊維、電子、化学部門が特に大きな影響を受けている。女性労働者は、社会における出産の役割のために、労働安全衛生のリスクに大きな影響を受けている。
「インダストリオールとして、私たちは仕事の世界における死亡の流れを止めようとする組合を支援する。私たちは、リスク評価と労働安全衛生に対する権利に基づく人間中心のアプローチに焦点を当て、より良い明日のために闘い続ける」
とインダストリオール安全衛生担当部長のグレン・ムプファネは言う。
インダストリオール・グローバル・ユニオンは、以下を含む労働安全衛生に対する権利ベースのアプローチを求めてキャンペーンを展開し、推進している:
- インダストリオールが組織するすべての部門において労働安全衛生に関するILO条約を批准・実施する。
- 理想的には生物学的危険に対する安全衛生保護条約の採択を支援する。
- 香港条約の実施
【原文記事URL】
https://www.industriall-union.org/health-and-safety-is-our-right
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