シンポジウム&レセプションを挙行
輝く40年の歴史と人材山脈の構築
金属労協が明治学院大学の協力を得て、開講している組合リーダー育成のための労働リーダーシップ東日本コースが2007年7月で開設40周年を迎えるが、昨年11月に第40回コースを開講し、960名の卒業生を送り出しており、その多くが労働運動のリーダーとして活躍している。
開設40周年を記念して記念シンポジウムを、4月27日(金)午後3時から都内港区白金台の明治学院大学本館10階の大会議場で修了生、歴代講師など関係者120名が参加して、開催した。
記念シンポジウム
若松事務局次長の司会の下、冒頭主催者を代表して加藤裕治金属労協議長が挨拶、40年の長きにわたり毎年開講してきた労働リーダーシップ東日本コースの歴史的意義を述べると共に、協力していただいている明治学院大学と関係する運営委員の講師の方々、関係者に感謝の辞を述べた。
来賓と運営委員長の挨拶の後、基調講演として同コースの産みの親である金井信一郎明治学院大学元学長から「労働リーダーシップコース創設に想う」と題して講演を受けた。金井先生は、40年前に同コースが大学と労働組合が提携しての労働者教育が開講するにいたった経緯を中心に話した。その後、記念講演として戦後の日本経済を世界第二位に押し上げた原動力である、我々ものづくり産業の発展を支えてきた、無名のものづくり労働者の陰の努力、苦労に光を当てた、感動のシリーズ、プロジェクトXのエグゼクティブプロデューサー今井彰氏から「プロジェクトX ものづくりへの挑戦」と題して講演を受けた。
記念レセプション
記念シンポジウム終了後、明治学院大学に隣接する八芳園で記念レセプションを行った。レセプションには修了生、歴代講師、産別代表、内外関係者ら120名が参加、40周年を祝して鏡開きを行うとともに、全員で乾杯しあった。特別ゲストとして同コースで講師を担当されたことのあるオスマン・サンコン氏も祝いに駆けつけ、歌を披露し、花を添えた。