重要なお知らせ

2017年度政策セミナー「第4次産業革命のいまと将来」(2017年4月14日)

2017年04月24日

金属労協2017年度政策セミナー

「第4次産業革命のいまと将来」テーマに開催

2017年4月14日、電機連合会館で

 

冒頭あいさつする岩本政策委員長

金属労協は、4月14日午後、都内・電機連合会館会議室で、「第4次産業革命のいまと将来」をテーマに、2017年度政策セミナーを開催した。加盟産別・単組や友誼組織の政策担当者等から、約160名が出席した。

 冒頭、金属労協を代表して、岩本政策委員長(副議長、全電線委員長)が挨拶に立ち、「4月末に策定予定の『政策・制度要求重点取り組み項目(原案)』を紹介し、皆様のご意見をいただく。本日、勉強したことを皮切りに、労働組合として、積極的な政策・制度要求、産業政策活動を展開していく」等と述べた。

 

浅井政策企画局長

川野俊允氏

続いて、本部報告として浅井茂利政策局次長から「金属労協政策・制度要求重点取り組み項目(原案)」を中心に報告した。

 次に、「インダストリー4.0の現状と将来」をテーマに、ベッコフオートメーション株式会社代表取締役社長・川野俊充氏より講演を受けた。講演では、ドイツが、製造業の国際競争力強化を目的として、産官学共同取り組む「インダストリー4.0」について、実例を交えてご紹介いただくとともに、各国の取り組み状況や、労働への影響についてお話しいただいた。

 

山本煬大氏

浅沼事務局長

続いて、「ドイツにおける“労働 4.0”ホワイト・ペーパー-デジタライゼーションが労働社会に及ぼす影響と政策課題-」をテーマに、労働政策研究・研修機構研究員・山本陽大氏より、ご講演をいただいた。2016年11月に、ドイツ連邦労働社会省がインダストリー4.0の労働分野おける議論を補充するためホワイト・ペーパーを取りまとめた。雇用や働き方の変化、新たなリスクに対する保護のあり方等について紹介を受けた。

 最後に、金属労協の浅沼弘一事務局長が「IoT、AI、ロボットなどのキーワードがあふれているが、労働組合として先回りできるように積極的に準備をしたい」とセミナーまとめを行った。