結成40周年記念レセプション  来賓挨拶2

IMF−JCはIMFの力強い大きな柱
IMF−JCはIMFにとって大変重要な力
マルチェロ・マレンタッキIMF書記長

 本日はお招きいただきまして、ありがとうございました。IMF、そしてまたここに結集しております国際組織の皆様方を代表いたしまして、心からIMF−JCに対し、結成40周年おめでとうございますとご祝辞を申し上げます。
 ほんとうならば、お一人お一人にお目にかかってお礼を申し上げたいのですが、その時間はございませんので、特別にお二人の名前だけ申し上げたいと思います。この部屋の外で記念の写真パネルが展示してありました。あそこに出ていらっしゃるお二人のことを申し上げたいのです。その写真パネルを拝見して、懐かしく、ぜひ申し上げたいお名前が、この会場のどこかにいらっしゃいます瀬戸一郎、当時のIMF日本事務所長でいらっしゃいます。(拍手)もう一人の方が、当時のIMF書記次長でいらっしゃいましたダンネンバーグさんです。40年前、このお二人の力でIMF−JCが結成され、そして、発展してきたのです。
 鈴木議長がきょうの午前中の定期大会において、IMF−JCは東京オリンピックの年に結成されたと言われました。オリンピックと違って、IMF−JCはまだ金メダルはとっておりません。でも、皆さん、金メダルよりもっとすばらしい、もっと価値のあるものを手に入れられたのです。すなわち日本の働く人たちからの尊敬と、そして、幅広い承認を得てこられたことです。
 終わりに当たりまして、もう一つだけ申し上げておきたいことがあります。この会場に日本経団連の方もいらっしゃると伺っておりますので、ぜひ申し上げておきたいことがあります。IMFは数年前から、すべての多国籍企業とIFA(国際枠組み協定)を締結すべく努力をしてまいりました。残念ながら、日本の多国籍企業とは、まだ1件もIFAを締結しておりません。日本経団連から見えられている専務理事にお願いして、今この場でIFAに締結をしていただいたらどうでしょうか。
 今回、退任されます鈴木議長に、心から御礼を申し上げます。鈴木議長のおかげで、IMF−JCはさらによい組織となりました。それから、長村事務局次長、小柳事務局次長、矢野事務局次長、それぞれの組織にお帰りになり、IMF−JC役員から退任されます。ほんとうにいろいろありがとうございました。
 皆さん、IMFはIMF−JCという力強い大きな柱を持つことを大変幸せに存じております。JCはIMFにとって大変重要な力であります。これからも、古賀議長のご指導のもとに、ぜひよろしくご支援のほどお願いいたします。
 結成40周年おめでとうございました。