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この事件に関して、個々のジャーナリストや遺族が、国際金属労連(IMF)加盟組織であるアルゼンチン機械・自動車関連労組(SMATA)のホセ・ロドリゲス会長に不利な申し立てをし、この失踪において同会長が役割を演じたと主張している。 1973年からIMF執行委員会を務めているホセ・ロドリゲス氏は、この申し立てを強く否定している。 一連の申し立てとそれに起因する論争を受けて、膨大な数の報道機関が事件を取り上げている。これに伴い、ホセ・ロドリゲス氏だけでなくIMFと加盟組織も種々の申し立てに巻き込まれている。 その結果、2003年5月14日にジュネーブで開かれた執行委員会において、ホセ・ロドリゲス氏に対する申し立ての結果が明らかになるまで、同氏の執行委員資格を停止することが決定された。 IMF執行委員会は、ホセ・ロドリゲス氏には有罪であることが証明されるまで無罪とみなされる権利があることも明言した。 [2003年5月16日] |