フィンランドの鉄鋼工場で悲惨な事故
アベスタポラリットの爆発・火災で労働者3人が死亡した。
フィンランド:9月19日(金曜日)、フィンランド北部で悲惨な職場災害が発生した。トルニオのアベスタポラリット鉄鋼工場で年1回の保守点検作業を実施していた3人の金属労働者が、酸素ガス・パイプの破損が原因で発生した爆発・火災によって命を落としたのである。
フィンランド事故調査委員会は、直ちに事故の調査を開始した。
この工場は世界4大ステンレススチール製造施設の一つであり、トルニオで2,000人を超える労働者を雇用している。
アベスタポラリットは、2001年にスウェーデン・イギリス系のアベスタ・シェフィールドがフィンランドのオウトクンプ・スチールと合併して生まれた企業である。
[2003年9月23日]
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