IMFニュース・ブリーフス

『メタル・ワールド』発行

モンゴルでゴールド・ラッシュが水銀中毒の蔓延を引き起こし、金採掘者や地元住民、環境に影響を与えている状況に関する報告を特集するIMF機関誌『メタル・ワールド』の最新号が現在、IMFウェブサイトに掲載されている。


全世界:『メタル・ワールド』はモンゴルのゴールド・ラッシュについて報告し、水銀の使用が金採掘者や地元住民、それに環境に及ぼしている破壊的な影響を検証している。世界の未開発金埋蔵量の25%が眠っている可能性があるモンゴルでは、およそ7万5,000人の国民がゴールド・ラッシュに巻き込まれている。
『メタル・ワールド』はBHPビリトンにもスポットライトを当て、先ごろのIMF/ICEMグローバル労働組合会合について報告している。この会合でBHPビリトン労働者代表たちは、同社の対組合方針は現場や国によって異なるものの、基本的に労働協約の弱体化を狙っている、との報告を受けた。
そしてプロフィール欄では、現IFメタル会長の溶接工、ステファン・ロフベンを紹介している。長年にわたって国際問題に関心を抱いてきたステファンは、グローバル化の課題に対処するにあたり、国内レベルを超えて活動することの重要性を力説している。
この『メタル・ワールド』最新号には、IMFと加盟組織からのあらゆる最新ニュースと写真も掲載されている。
IMFウェブサイトでPDF英語版(ロシア語版と日本語版も続いて発行)をダウンロードすることができ、info@imfmetal.orgに申し込めば印刷版も入手できる。

[2008年1月16日]