アジア太平洋地域で勝利を目指して組織化・キャンペーン・ワークショップ
2015-09-09
インダストリオールのアジア太平洋地域の組合は9月9~10日にバンコクで組織化・キャンペーンのワークショップを開き、相互に組織化・キャンペーンの経験交流を行い。学びあった。
カンボジア、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイからの参加者が、学んだ内容に基づいて今後の組織化キャンペーンの計画を練った。
組合は、移民労働者や不安定労働者の組織化、サプライチェーンの組織化、厳しい環境における組織化など、地域の共通課題への対処に関する具体的な経験を共有した。
この会合は、過去および進行中のキャンペーンの成功と失敗を子細に調べることによって、インダストリオールの5つの戦略目標を守る組合の能力を強化する格好の場となった。
●組合の力の構築
●労働者の権利の擁護
●グローバル資本への対抗
●不安定雇用との闘い
●持続可能な産業政策の達成
最後にインダストリオール本部のフェルナンド・ロペスがまとめの挨拶に立ち、「このワークショップは今回で3年連続の開催となり、明らかに効果を上げている。アジア太平洋地域の加盟組織の多くが組織化において転機を迎えており、より多くの労働者を組織化し、組織化にあたって協力を強化し、より効果的に組織化できる強力な組合機構を構築している。闘いは今も続いている」とワークショップを締めくくった。
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