インドのバジャジ・オート労働者が勝利
2018-02-05
バジャジ・オート労組は2月2日、経営側との交渉で状況を打開し、4日前に開始した無期限のハンストを終了した。
バジャジ・オート労働者は1月29日、不当な解雇と賃金改訂をめぐる経営側の遅延作戦に対して行動を起こし、ハンストに入った。チャカン工場とアクルディ工場のバジャジ自動車労働者が家族とともに大挙して参加した。
2月2日に労働委員事務所で労使交渉が行われ、経営側はアクルディ工場でさかのぼって賃上げを実施することに同意し、組合との団体交渉にも同意した。経営陣は、2016年に解雇された6人の従業員を復職させること、2013年に解雇された8人の労働者について組合と協議を始めることも約束した。
アプールヴァ・カイワール・インダストリオール南アジア地域事務所所長は言う。
「これは重要な勝利であり、私たちはバジャジ・オート労働者と労働組合Vishwakalyan Kamgar Sanghatanaを祝福する。活発な闘いが政労使交渉で成果を上げる道を開いた。労働者の権利を守るために、私たちは今後もインダストリオール加盟組織と連帯していく」