広報ニュース

第98号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2019年12月31日)

組合がフィリピンのために行動

2019-12-12

今年の人権デー(12月10日)にグローバル労働運動が協力し、ドゥテルテ・フィリピン大統領に人権・労働権擁護者に対する執拗な攻撃の即時中止を要求した。

このところフィリピン政府による労働組合員の狙い撃ちが強化され、新たな逮捕と暴力の波が押し寄せている。現在までに労働組合員43人が殺害された。

インダストリオールとBWI、UNIグローバルユニオン、PSI、IUFの代表は、ジュネーブのフィリピン大使に抗議文を手渡し、同国政府に労働組合員の誘拐・殺害の中止とILOハイレベル・ミッションの受け入れを求めた。

フィリピンでは、インダストリオール加盟組織が他のグローバル・ユニオンおよびITUCとともに行動を起こし、自分たちが活動している抑圧的な環境を公然と非難した。

世界中でいくつかのインダストリオール加盟組織がフィリピンの組合のために行動を起こし、ドゥテルテ大統領に書簡を送ったり、ソーシャルメディアに自分たちの写真をアップしたりした。

ヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長は言う。
「フィリピンにおける労働者の権利に対する執拗な攻撃を非難するとともに、結社の自由と人権、民主主義を求めて闘っている同国の加盟組織を全面的に支持する」
「国際労働組合運動は団結して、攻撃の中止ならびに組合員・指導者全員の尊重と安全確保を政府に要求する」

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