関心表明書の募集――貿易・産業政策研究
2020-08-04
インダストリオール・グローバルユニオンは、添付の調査事項に基づいて「貿易・産業政策:開発と国際労働基準への影響」研究を行うために、関心表明書を募集している。
この研究案は、「アクション・プラン:人々のためになる貿易に向けて」を実施しようとするインダストリオール・グローバルユニオンの継続的努力の一環である。研究の目的は、世界レベルと地域レベルの貿易・産業政策の傾向を批判的に検証することである。
研究内容は、変わりゆく地域貿易・産業政策枠組みや、雇用と労働者の権利に対する2国間および地域レベルの貿易・投資協定の影響の突っ込んだ分析である。労働組合への政策・行動勧告の提案を視野に入れて、貿易協定における労働基準の強化を促進する条項や、効果的な実施にあたっての課題も分析する。
この研究ではまず、特にWTOにおける世界貿易に焦点を当てる。続いて、アフリカ、アジア太平洋、ラテンアメリカ、中東アジアの4地域を中心に地域別分析を行い、貿易協定と産業政策における地域特異性、この特異性と雇用創出分野の具体的な地域・国家問題との関連、労働者・労働組合の権利と労働基準に対する影響を調べる。
この研究は、インダストリオール・グローバルユニオンが関係機関で政治決断を下すための政策立案の基礎となる。調査事項には、スケジュールや提出ガイドラインなどの詳細が記載されている。
関心表明書は、プロジェクト担当のマニカンダンにメールで提出し、アトレ・ホイエ・インダストリオール・グローバルユニオン書記次長に写しを送付のこと。
関心表明書の提出期限は2020年8月10日。
研究の調査事項(英語版)を読むにはここをクリック。
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