未来は私たちのもの、未来は今だ!
2021-07-14
【JCM記事要約】
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2021年7月14日:7月13日にインダストリオールのグローバル青年フォーラムがオンラインで開催され、世界中から150人を超える若い労働者が集まり、組合や国際的運動への若者の統合について討議した。若者たちのメッセージは明確だ――「自分たちが求める世界を形成したい!」ということである。
ヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長が開会の辞で次のように述べた。
「闘いの目標はたくさんある――公平な景気回復、仕事の世界が変貌する中での公正な移行。今の組合機構に異議を申し立てなければ、これらの課題に取り組むことはできない。部門や地理的障壁による組合の区分化を克服しなければならない。組合に根本的な包括性を導入する必要があり、意思決定機関に若者が必要だ。これらの変化をもたらさなければ、決して本当に労働者を代表することにはならない。これは組合にとって死活問題だ」
世界青年フォーラムに備えて、6月に一連の地域青年会合が開催された。地域報告によって、世界中の若い労働者が取り組んでいる闘いが同じであることが明らかになった。すなわち、不安定雇用、青年参画の欠如、差別、組合の関連性の欠如、若い活動家の能力強化の必要性である。すでに組合機構で活動している若い参加者たちは、これらの問題に取り組むことは難しいと述べたが、正面から立ち向かう覚悟を決めている。
モロッコのナッシマ・エル・グエノウニが次のように述べた。
「若者は使用者にレイオフされることを恐れているので、あまり労働組合に加わっていない。若者は明日の指導者だ。組合の持続可能性を保証するために、組合機構で若者の存在感を高めることが重要だ」
フランスのロマン・デカレがこう説明した。
「若者を組合に入らせたければ、年配の労働者とは違う方法でやりとりしなければならない」
サハラ以南アフリカの組合は活動的な青年委員会を設置している。ケニアのジェフリー・アケディ次期議長が、「組合に活動的な青年機構を設置するようにしなければならない」と述べた。
モーリシャスのスウィーシュタ・スームンギルが、サハラ以南アフリカ青年委員会がどのように設置されたか、自分たちがどうやって世代間協力を改善しているかについて概説し、「若年労働者は労働組合の未来であり、組合を革新・変革して職場にとどまらず他の場所でも、より意味のある主体にすることができる」と説明した。
フェミニスト運動やブラック・ライブズ・マター、アジアン・ライブズ・マター、LGBTQA+といった社会運動に関するセッションで、どうすれば組合は真の同盟者になり、ただ連帯するだけではなく、組合機構で差別を永続させないようにするために本当に変革を起こすことができるかをめぐって議論を開始した。
Pañuelo verde(緑スカーフ)は、現代ラテンアメリカの産む権利に関する行動を特徴付けるシンボルになった。アルゼンチンの合法的で安全で自由な中絶の権利を求める全国キャンペーンのヤミラ・ピカソが、このキャンペーンがどのように政治的変革の手段として使われているかについて説明した。
このキャンペーンには、3つの主要な戦略があった。すなわち、法案の立案、公共の場の占拠による抗議、継続的なコミュニケーションである。メンバーは1つの目標に焦点を当て、出身グループが異なるにもかかわらず、それによって団結を強めた。闘いは15年続いたが、昨年、ついに法案が成立した。
参加者は、これらの社会運動が流動的、包括的であることを認識していた。彼らはお互いに認め合っているが、最も重要なのは若者が原動力となっていることである。組合は非常に官僚的であるため、相乗効果を生むのが難しい。だから、組合は多様性を広げる必要がある。
この理由から、組合が存在意義を高めるには、もっと多くの若者が必要である。
参加者は代議員やオブザーバーとして大会に参加するよう奨励され、9月のインダストリオール大会に提出する青年決議をまとめた。この決議は、特に組織化キャンペーン、組合教育、公正な若者参画といった問題を取り上げている。
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