インドで投獄されたマルチ・スズキ労働者の釈放求めて2,000人がデモ行進
2014-02-03
2,000人を超えるデモ参加者が1月31日(金)にインド・ニューデリーの街頭でデモを繰り広げ、2012年7月に逮捕されたマルチ・スズキ労働者147人の釈放を求めた。
インドの首都ニューデリーにあるジャンタル・マンタルで1月31日に行われた大規模なデモは、2014年1月15日に隣接するハリヤナ州で始まった2週間のパダヤトラ(大行進)の最後を飾った。
労働者とその家族、学生、社会運動家がマルチ・スズキ労組の旗の下に集まり、労働者147人の即時釈放と停職中の労働者2,300人の復職を要求した。
また、2012年7月18日にマネサールのマルチ・スズキ工場でアブニシュ・クマール人事担当部長が亡くなった事故の司法調査も求めた。
デモ終了後、インド大統領への要求書が手渡された。
著名な組合指導者のタパン・クマール・セン議員が、国内外の資本主義集団に対抗するマルチ・スズキ労働者の持続的な闘いを称賛した。有名な社会運動家のアルンダティ・ロイとヨーゲンドラ・ヤーダブも、インド政府の反労働者的政策を批判した。
インダストリオール南アジア地域事務所のS・M・F・パシャが、マルチ・スズキの労働者とその家族への連帯メッセージを発表した。
この抗議行動は、AITUC、HMS、CITU、NTUI、AIUTUC、Sarva Karamchari Sangh-Jal Board労働者、Samtamulak Mahila Sangathan、Janrang-Delhiをはじめ、他の多くの労働組合によって支持された。
デモ参加者は最後に、当局が要求に応じるまで労働者を支援すると誓約した。
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