ディーセント・ワーク世界行動デー「ストップ不安定雇用を求めて結集」
2014-10-09
10月7日のディーセント・ワーク世界行動デー(WDDW)に世界中の組合が結集し、不安定雇用の悪影響にスポットライトを当てた。
40を超える国々のインダストリオール・グローバルユニオン加盟組織90団体以上が、大集会やセミナー、啓蒙活動を通して行動を起こし、WDDWを記念した。今年、インダストリオールはソーシャルメディアを利用して、さらに多くの活動家に接触。合計1,592人の支持者がサンダークラップに加わり、ツイッター、フェイスブック、タンブラーでの参加者は実に119万4,792人に達した。
日本、チェコ共和国、トリニダード・トバゴ、コンゴ民主共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、加盟組織が街頭でデモを繰り広げ、不安定雇用が確かな雇用と賃金・労働条件を脅かしている現状に関するセミナーを開いた。
ドミニカ共和国、インドネシア、コンゴ民主共和国の組合は、不安定雇用を広げる法律と闘っている。ドミニカ共和国の加盟組織は、初めて使用者団体の事務所まで行進、さらに労働省へ行き、最後に議会で草案を提出した。
インドとパキスタンでは、労働者が全国のさまざまな職場で会合を開いたり、デモを実施したりした。パキスタンのインフォーマル・セクターでは2,000万人を超える労働者が働いており、そのうち1,200万人が女性労働者である。家内女性労働者連盟(HBWWF)も、ハイデラバードとカラチでガラス製の腕輪や衣料を作る家内女性労働者のデモを組織し、法的請求を提出してストップ不安定雇用を要求した。
行動が次々に報告されている。インダストリオールのストップ不安定雇用ページで、ディーセント・ワーク世界行動デーに行動を起こした人々の姿を見てほしい。
#STOPrecariousWorkのハッシュタグでツイートしたり、フェイスブックで自分の行動をシェアしたりすることもできる。