総選挙および2013年春季生活闘争の必勝に向け
共に力を合わせてがんばろう
民主党政権の下で、「働くことを軸とする安心社会の実現」の更なる前進を
今回の衆議院総選挙におきましても、経済成長とは一体何のためなのか、そして誰のためのものかということが問われています。連合が掲げる「働くことを軸とする安心社会」に反するような新自由主義、市場万能主義的な政治には決して戻してはならないと声を大に訴えたいと思います。私たちは、民主党政権下における社会保障改革の成果と更なる重要性について、改めて認識すべきであると考えます。雇用の安定なくして社会の安定はありません。最低賃金の改定、雇用保険の適用拡大、労働者派遣法の改正、労働契約法の改正、高齢者雇用安定法の改正など、我々連合が支持する民主党政権のもとで、労働者の生活と雇用の安心・安定を守るための法整備が着実に前進していることは明らかであります。
2013年春季生活闘争では、非正規共闘の強化を推進を
連合として12月20日の中央委員会において決定する2013春季生活闘争方針を踏まえ、組織の垣根を今まで以上に乗り越え、社会への波及力を高める力強い運動を展開していきたいと考えています。具体的には、賃上げと労働条件改善のために1%を目安に配分を求め、個別賃金の水準を重視した賃上げの取り組みを提起しています。
また、2012年までエントリー方式であったパート・有期契約共闘を発展的に解消し、すべての構成組織が参加する非正規共闘を強化していきたい。中小共闘については、月例賃金の改善を重視し、賃金カーブ維持分に賃金引き上げ分1%を加えた要求を提起している。連合の主要産別で構成されているJCM/金属労協の皆さんと、総選挙および2013春季闘争の必勝に向け、共に力を合わせていきたいので何卒よろしくお願いします。