2017年親子ものづくり教室を開催
開催日:2017年7月22日(土)
会 場:大館市『上川沿公民館』
参加者:親子26組
スタッフ28名(電機連合2名、基幹労連6名、JAM秋田5名、自動車総連6名、協賛団体9名)
開催概要
連合秋田金属部門連絡会では、秋田県大館市の教育委員会の後援と連合秋田、労福事業団体等の協賛を頂きながら、今年は節目となる10回目の親子ものづくり教室を開催致しました。製作課題は、4市一巡を1サイクルとして変更しており、今年は昨年に引き続き「パコカー」の製作に取り組みました。
ものづくり教室の開会式で大津代表幹事より「子供たちには、ものづくりの楽しさを知って頂きながら、夏休みの親子でのコミュニケーションの場とし、将来はものづくりの仕事に就いていただけたら・・・」とあいさつがありました。
引き続き協賛団体を代表して、連合秋田の黒﨑会長からもご挨拶を頂戴いたしました。
第一部は東北電力㈱様の講師から電気の仕組みについて学びました。子供たちにも分かりやすい資料をプロジェクターで表示し、電気に関する説明を頂くとともに、クイズ形式の質問が出され、子供たちもそれに応えて積極的に参加していました。また、説明の中では発電の基本的な仕組みが分かる筒状の実験装置や手回し発電機による発電実験を行い、磁石とコイルの関係でLEDランプが点灯すると子供たちの歓声が響き楽しい勉強の場となりました。
第二部はいよいよ「パコカー」の製作です。
今年も“ものづくり博士”が来て丁寧に作り方を教えてくれました。
製作課題の「パコカー」は、音に反応して走りだし、一定時間走って、自動で止まる不思議な車で、「プリント基板に電子部品を装着」する本格的な電子工作となっています。
電子工作とはいえ木製のパーツも使うキットなので、多少の修正を要するところなど難儀している子供もいましたが、スタッフの手を借りてパコカーが走りだすとみんな満面の笑顔を見せてくれました。完成したパコカーの車体を飾り付けての走行会も大成功でした。
最後に天野副代表幹事の閉会の挨拶にて今年も無事終了となりました。
スタッフの感想
- 子どもたちが、とても喜んでくれており、継続して実施していきたいと感じた。
- 一方、作業の様子を見て、最近の子どもは普段から工作等をする機会が少ないのだろうと思われ、我々のものづくり教室のような機会を増やしていく必要があると感じた。
- 当日は、秋田県内に大きい被害の出た大雨の状況であり、県内各地から集まったスタッフも含め、事故なく終了出来たことは幸いで有った。