IMFアジア女性作業部会 |
新GUFにおけるジェンダー作業と女性の代表制などで議論 シドニーで12カ国19組織組織から代表48名(内女性31名)が参加 |
||||
IMFは、2011年5月12日午前中、オーストラリア・シドニーで、 IMFアジア太平洋地域会議の前段に、IMFアジア女性作業部会を開催した。 |
||||
会議には、12カ国19組織から女性31名を含む48名の代表が参加した。IMF−JCからは加盟産別・JCから7名の女性代表が参加した。また、3GUF統合の論議が進む中、ICEM・ITGWFから5名の女性代表がオブザーバー参加した。 会議では、「同一賃金、機会均等、組合構築における女性の参画と代表制」「産業労働者のための新GUFにおけるジェンダー作業と女性の代表制」の2議題について、加盟組織代表が報告し、活発な論議が行われた。IMF−JCからは昨年女性常任幹事に選出された電機連合の冨高中執、基幹労連の西野中執がパネリストとして参加し、日本の女性参画の現状について報告し、意見交換を行った。 新しいGUFにおける女性参画については、オーストラリア代表が新組織の女性参画40%(議論の結果、最終的には女性参画は全体の3分の1、33.3%を主張)、またこの比率に投票権を関連づけ、副会長・書記次長にも女性を選出すべきと主張したが、JC代表は、意志決定機関に女性が参画していくことは重要で目標値を掲げ推進すべきだが、数値を決める前に現状のIMFの女性参画20%の達成状況、問題点を精査し、各GUFの女性組合員比率の調査も行い慎重な議論をすべき、また女性のリーダーを育成する仕組みも必要だと提案した。 |