IMFニュースブリーフ
ホンダを非難せよ!
IMFはウェブ上でのキャンペーンを開始し、数千人の人々がインドネシアでのホンダの行動に抗議している。
インドネシア/日本/全世界:ホンダ・プロスペクト・インドネシアの労働者マルヤディ(Maryadi)は、使用者から送られてきた手紙を読んで大変なショックを受けた。インドネシアの首都ジャカルタにあるホンダ自動車工場の生産ラインで21年以上働いてきて、会社が拡張段階に入ったときに、合法的ストライキに参加したことを理由に解雇されたのである。
 「まさに断腸の思いで、裏切られたと感じている。私はホンダのために一生懸命働いてきた。その返礼がこれだ」と彼は言った。
 国際金属労連(IMF)ウェブサイト(www.imfmetal.org/honda)で、多国籍企業ホンダがインドネシアのジャカルタで労働者368人に対して、いかにひどい行動を取っているかに関する驚くべき記事を読んでほしい。この間、これらの労働者を取り巻く状況は悪化の一途をたどっている。しかし、日本のホンダ本社は争議から手を引きたがっており、これを「地元の労働問題」と呼んでいる。
 ホンダがうまく逃げおおせるのを許してはならない。レイバースタート・ウェブサイト(www.labourstart.org/honda)の緊急行動要請機能を使ってキャンペーンを支援し、今すぐホンダに抗議文を送ってほしい!
 1月16日のキャンペーン開始以来、すでに1,500人近い人たちがIMFとともにホンダ経営陣に抗議文を送った。
[2003年1月20日]