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IMFがポルトアレグレに代表団を派遣 IMFは代替的経済プログラムと国際枠組み協約の問題を推し進める。 全世界:国際金属労連(IMF)は、ポルトアレグレを世界経済フォーラムに代わる討議の場と考え、社会的視点からグローバル化に関する討議を開始する機会とみなして、1月23〜28日にブラジルのポルトアレグレで開かれる第3回世界社会フォーラムに代表団を派遣した。 討議やインタビューなどで、IMFは以下の点を明確にしたいと考えている。 ● IMFはアクション・プログラムに従って、国際通貨取引に対するトービン税、最貧国の対外債務取り消し、貿易の社会的側面、国際金融機関の全面改革に基づく代替的経済プログラムを作成する。 ● IMFは国際枠組み協約を推し進め、多国籍企業の行動規則を定める。 世界社会フォーラムに先立って、IMFをはじめとするグローバル・ユニオン・フェデレーション(GUF)、国際自由労連(ICFTU)、OECD労働組合諮問委員会(TUAC)が会合を開き、フォーラムでの労働組合の立場を討議・調整する。この会合では声明を発表する予定で、間もなく本ページのリンクを通して参照できるようになるだろう。 マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は、フリードリヒ・エーベルト財団主催の「労働組合と社会運動――新しい形態の資本主義に対する新しい同盟?」と題するセミナーでパネリストを務める。 労働組合が「雇用と尊厳のあるグローバル化」について他の社会組織や国際労働機関(ILO)と討議する会合もある。 世界社会フォーラムは、スイスのダボスで開かれる「もう一つの」フォーラム、世界経済フォーラムに対抗する活動として生まれた。世界社会フォーラムの目標は、市民社会の各層を代表する組織を集め、少数者が握っている経済力への対抗勢力を組織化する機会を与えることである。 今年は3万5,000人を超える代議員がポルトアレグレでのフォーラムに参加すると予想される。 [2003年1月22日] |