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ベルギー:リエージュのアルセロール・コクリル=サンブル工場を組織化する労働組合は、2月6日午後9時から24時間ストを要求している。ともに国際金属労連(IMF)に加盟しているFGTBメタルとベルギー中央金属キリスト教労組(CCMB)によれば、今回のストは、この鉄鋼メーカーによる同工場での投資凍結決定に抗議する行動である。 これは1月24日に同鉄鋼グループが再建計画を発表してから計画されていた一連のストの第1弾になる。この再建計画は、同社がヨーロッパに所有する溶鉱炉のうち四つで投資を凍結し、2010年までに鉄鋼生産能力を800万メートルトン削減するというものである。 アルセロールは世界最大の製鉄グループで、2002年にルクセンブルクのアルベット、スペインのアセラリア、フランスのユジノールが合併して設立された。同グループは全世界で10万6,000人の労働者を雇用し、2002年の鉄鋼生産量はおよそ4,400万メートルトンである。 [2003年2月5日] |