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GUFが多国籍企業について討議 グローバル・ユニオン・フェデレーション5団体が多国籍企業との関係を検証し、国際枠組み協約と行動に焦点を当てた。 ポルトアレグレ:多国籍企業との関連におけるグローバル・ユニオン・フェデレーションの役割は何か? 一般公開会合で五つの連合団体が集まり、この主題をめぐって討議した。 スチュアート・ハワード国際運輸労連(ITF)書記次長が、同労連が二つの方面で多国籍企業の行動に対抗していることを説明した。すなわち、グローバルな枠組み協約の推進と多国籍企業における「労働者ネットワーク」の確立である。「これらのネットワークは、インターネットで結びついて経験を分かち合っており、上級企業経営層と対話することができる」 同書記次長は、グローバル化が進む世界において、国内レベルの組合活動家が国際レベルの支援を受ける必要性が高まっていることも強調した。「だが、労働組合が力を結集して具体的な国際連帯行動を立案し、多国籍企業に打撃や損害を与えることができなければ、多国籍企業は組合の話を聞こうとしない。これが課題であり、それに取り組む一つの方法として、他の職場や他の国々で起こっている出来事を一般組合員にもっと認識させなければならない」
このセミナーには、IMFとITFのほかに、国際化学・エネルギー・鉱山・一般労連(ICEM)、国際公務労連(PSI)、ユニオン・ネットワーク・インターナショナル(UNI)も参加した。 国際枠組み協約について詳しく知りたい方は、www.imfmetal.org/ifaをご覧いただきたい。 [2003年1月28日] |