IMFニュースブリーフ
ルーマニアのエレクトロラックスでストライキ
労働者らは賃金協約を勝ち取るためにスト実施を余儀なくされた。


ルーマニア
:ルーマニア北西部サトゥマーレにあるエレクトロラックス工場で賃金妥結に達するには、ストを実施する必要があった。
 国際金属労連(IMF)に加盟するルーマニア全国金属労連(Uメタル)傘下組合のサムス・エレクトロラックス労組は、1月にエレクトロラックス現地経営陣との賃金交渉に行き詰まり、労働者らは約1週間半にわたってストを実施した。同労組によれば、経営側は誠意を持って交渉しておらず、行き詰まりの打開策を見つけるために妥協する意思を見せていなかった。
 1月31日に始まって10日間続いたストのあと、最終的に合意に達することができた。
 IMFは、この交渉をめぐる紛争について最初にUメタルから報告を受けたとき、スウェーデンのエレクトロラックス本社のハンス・ストラベルク社長兼CEOに書簡を送り、双方に受け入れられる解決策を見つけるために介入するよう要求した。
[2003年2月25日]