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イスパット・シドベックの労働者が合意を承認 交渉における組合側の主要関心事は、年金、外注、年功である。 カナダ:モントリオールとコントルクールのイスパット・シドベック(Sidbec)の全米鉄鋼労組(USWA)組合員1,000人は、生産労働者と事務労働者の両方を代表して、3億400万カナダドル(2億750万米ドル)相当の新しい労働協約を承認した。同労組によれば、これは「使用者側に一切譲歩せずに達成された過去最高額の金銭パッケージの一つ」である。 交渉の中心は三つの主要優先課題、すなわち年金、外注、年功だった。 年金は業界標準を満たすレベルに引き上げられ、今後7年間に系列の労働者およそ1,600人のうち1,200人超が退職資格を得る。協約条項の強化によって外注慣行を最小限に抑えることが保証され、雇用が保護された。新しい協約は、モントリオール鋼管工場の新規採用者にも利益を与え、採用後72カ月ではなく36カ月で給与満額を支給されるようになる。 イスパット・シドベックはカナダ第4位の鉄鋼メーカーで、年間製鋼能力は160万トンである。同社はイスパット・インターナショナル社が所有している。 [2003年3月7日] |