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バイア州で組合が勝利 フォードのカマサリ工場で労働者が賃上げ案を受け入れ、ストライキが終わった。 ブラジル:3月24日、バイア州北東部カマサリにあるフォード自動車工場の労働者4,700人が3日前から実施していたストライキが終了し、バイア金属労組と経営陣は賃上げに関して合意に達した。 この妥結案は賃金を全体で平均15%引き上げるもので、内訳は実質賃金の即時8%増額、5%の賃上げに相当する通勤乗車券への労働者拠出の減額、さらに2%分に相当する安全衛生関連費の減額である。労働者工場委員会の設置についても合意した。 同労組のアウリノ・ペドレイラ(Aurino Pedreira)会長によれば、争議の焦点は地元の金属労働者の賃金とフォードが支払う賃金との格差だった。バイア州の金属労働者の平均月収は800レアル(236米ドル)だが、フォード労働者は550レアル(162米ドル)しか稼いでいなかった。 今年の交渉は、憲兵隊によるいわれのない攻撃で多くの労働者が負傷した2002年4月の交渉とは対照的である。 2001年10月に開設され、フィエスタや新型車エコスポーツを生産するカマサリ工場で働く労働者のうち、約1,700人が直接フォードに雇用され、その他の労働者は、やはり同工場で活動する30社を超えるサプライヤーに雇用されている。 バイア金属労組は全国金属総連合(CNM/CUT)に加盟している。 [2003年3月25日] |