IMFニュースブリーフ
カリビアン・イスパットが安全衛生措置に同意
トリニダード・トバゴ鉄鋼労組の組合員を支援する強力な国際キャンペーンを経て、工場の安全衛生改善策について合意に達した。


トリニダード・トバゴ
:カリビアン・イスパット社の経営陣は、同社の危険な労働条件を国際金属労連(IMF)とその加盟組織から全世界で激しく非難され、労働省工場視察団およびトリニダード・トバゴ鉄鋼労組(SWUTT)の代表との会合開催を受け入れた。
 経営陣は、同労組が危機的レベルに達していると指摘した工場全体における安全衛生対策の重大な不備について討議したあと、以下の措置を講じることに同意した。
● 災害準備計画
● 安全方針
● 2003年安全計画
● リスク評価
 労働省当局者によれば、今年、議会に労働法案が提出されるだろう。
 IMF加盟組織のSWUTTは、IMFと加盟組織が全世界で実施した活動を高く評価するとともに謝意を表明し、「IMFに加盟する2,500万人の金属労働者の一部であることを誇りに思う」と明言した。同労組は、揺るぎない支援のおかげで、この闘争において自分たちが孤立しているのではないことがよく分かった、と述べた。
 カリビアン・イスパット社は、イスパット・インターナショナルのLNMグループの傘下企業である。
[2003年4月4日]