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数字が雄弁に物語っている。 ● 毎日5,000人の労働者が仕事関連の病気や事故で死亡している。 ● 毎年1万2,000人の子どもたちが仕事中に死亡している。 ● アスベストだけで1日約300人が死亡している。 ● 年間2億7,000万件の業務災害が発生し、うち33万5,000件が致命的な事故である。 「『致命的』と言うと、その事故が運命的なものであること、言い換えれば当然の成り行きであるような印象を受ける。だが、そうではない」と、国際金属労連(IMF)で職場安全衛生を担当するトニー・フェリーゴは言う。「この劇的な『静かな戦争』には明白な原因がある。例えば、長時間労働、安全衛生投資の不足、訓練の不足、規制緩和、使用者による基本法尊重の軽視などが挙げられる」とフェリーゴは述べる。 IMFは、労災被害者を追悼する最善の方法は、以下の目標を達成するために圧力をかけることだと考えている。 ● 責任者を犯罪者として処罰し、労災被害者のために正義を実現する。 ● 予防方針への労働者参加を促進する。 ● 少なくとも基本な国際労働機関(ILO)基準を満たす法律の制定に努める。 ● 職場への安全衛生投資を増やす。 IMFは世界中の加盟組織に、ナショナルセンターが計画したイニシアティブに参加するよう求めている。これは労災被害者を追悼する最善の方法である。 ILOは4月28日にジュネーブで三者構成パネルを開き、どうすれば職場における負傷・病気・死亡事故を減らせるかをめぐって討議する。 [2003年4月25日] |