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チェコの鉄鋼労働者がストを実施 イスパット・ノバ・ハットで雇用削減に抗議して1時間の警告ストが要求された。 チェコ共和国:現在1万1,300人のイスパット・ノバ・ハット(Ispat Nova Hut)従業員のうち2,400人以上を2005年までに解雇するという会社側の決定に抗議して、今日(4月23日)、オストラバの同鉄鋼工場で労働組合と組合員が1時間のストライキを実施した。経営側はこのストは非合法だと主張して実施を思いとどまらせようと試みたが、労働者の90%近くがストに参加した。 国際金属労連(IMF)加盟組織のチェコ共和国金属労連によれば、モラビア=シレジア地域の現行失業率はすでに危機的水準にまで上昇しており、新規投資や雇用創出の望みはほとんどない。同労組はイスパット・ノバ・ハットの雇用削減を抑えようと、時短によって週労働時間を徐々に短縮することを提唱しているが、経営側はこの案は非現実的だと主張している。 同社の生産性は今年44%上昇する見込みだが、平均賃上げ率はわずか4%で、労働協約が締結されていても6%止まりである。同労組によれば、2002年に入ってすでに880人分の雇用が削減され、そのような高い生産性実績は多くの「隠された」超過労働によって達成されており、もはやこれを容認することはできない。 [2003年4月23日] |