GMがブラジルで人員削減へ
この自動車メーカーは、労働者を任意で退職させるプログラムを開始した。
ブラジル:サン・カエタノ・ド・スルにある自社工場で労働者350人をレイオフするというゼネラル・モーターズ(GM)の計画に対する金属労組の抗議を受けて、この世界ナンバーワンの自動車メーカーは、希望退職を募るプログラムを策定することに同意した。
同社は、退職パッケージに盛り込む給付や賃金の詳細をまだ発表していない。
夏に入って、GMは「集団休暇」で3週間にわたって工場労働者を自宅に帰し、2003年1〜5月に8.5%減少した新車売上高に合わせてブラジルでの生産量を抑えようと試みた。
同社はブラジルで1万7,000人の労働者を雇用している。
ブラジルでは、フォード、フォルクスワーゲン、フィアット、ルノーといった他の大手自動車メーカーも、在庫過剰を避けるために集団休暇や時短を実施している。
[2003年7月18日]
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