現代でストライキが終結
韓国最大の自動車メーカーで生産活動が平常に戻り、労働組合は目標を達成した。
韓国:現代自動車では7週間に及ぶ争議行為を経て労使双方が合意に達し、1月当たり8.6%、すなわち9万8,000ウォン(83米ドル)の賃上げ、賃金2カ月分に相当する業績ベースの奨励給、1カ月分の定期ボーナス、即時奨励給100万ウォン(847米ドル)の支払いなどが取り決められた。同社の組合員はこの合意案に80.6%の賛成票を投じ、これは現代労組史上最高の支持率だった。交渉は4月18日に始まった。
ロイター通信によれば、この賃上げで現代自動車労働者の時間当たり賃金は20ドルを超えて21.05ドルになる。
この自動車メーカーは、雇用保障に関する経営意思決定への組合参加を認めることと9月1日から週5日労働制を導入することにも同意した。
現代自動車は5万人を雇用しており、うち4万人近くが現代自動車労組に所属している。同労組は、国際金属労連(IMF)に加盟する韓国金属産業労組連盟(KMWF)の傘下組合である。
[2003年8月8日]
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