フィリピンに新しい金属労組が誕生
IMFが同盟を発足させた。
フィリピン:2003年11月8〜9日にマニラで創立総会が開かれ、フィリピン金属労働者同盟(Philippines Metalworkers' Alliance、PMA)が発足した。この新組合は国際金属労連(IMF)の発案によるもので、組合員数およそ1万1,000人でスタートし、自動車、電機・電子、鉄鋼、非鉄金属の各部門で労働者の要求に応える。
新組合の創立総会に出席した鎌田普IMFシニア・エグゼクティブ・オフィサーは、IMFの旗印のもとに団結するよう金属労働者に要請した。同氏は「フィリピンの労働組合運動は分裂しており、この状況は敵対者や中傷者を利するだけで、労働者には何の利益ももたらさない」と述べた。
IMFは全般的状況を調べたうえで、労働者寄りのNGOであるLEARNの援助を受けてPMA設立を発案した。
[2003年11月26日]
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