IMF加盟組織が増加
50万人を超える組合員を擁するキルギス共和国、メキシコ、パレスチナ、ロシア、ザンビアの金属労組5組織がIMFに加わった。
ケープタウン:2003年12月3日に南アフリカ共和国のケープタウンで開かれた国際金属労連(IMF)執行委員会は、50万人を超える新たな金属労組組合員の加盟を満場一致で承認した。
パレスチナの組合の加盟はIMFにとって歴史的な出来事であり、この新規加盟はパレスチナの金属労働者とイスラエルの隣人との接触を促す架け橋になると期待される。「この決定によって、IMFはイスラエル・パレスチナ双方の労働組合に対話を再開させ、協力を開始させるあらゆる可能性を探るために、引き続き役割を果たすつもりだ」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。
新たに加盟した組織は以下のとおりである。
● キルギス共和国:キルギス共和国自動車・農業機械製造労組協議会、組合員数6,200人
● メキシコ:メキシコ鉱山・金属・関連全国労組、組合員数4万人
● パレスチナ:機械技術・電機一般労組、組合員数1万6,900人
● ロシア:ロシア・ラジオ・電子産業労組、組合員数44万人
● ザンビア:全国建設・エンジニアリング・一般労組、組合員数5,684人
[2003年12月2日]
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