IMFニュースブリーフ

ムンバイでIMFセミナー

2004年世界社会フォーラムでIMFが開催する「持続可能な開発のための雇用」に関するセミナーでは、真の開発政策を促す主要因としての雇用の役割を強調する。


ムンバイ:
インドのムンバイで開かれる2004年世界社会フォーラム(WSF)における国際金属労連(IMF)の中心的活動の一つは、「持続可能な開発のための雇用」に関するセミナーの開催である。
 この行事は1月18日の午前に予定されており、その目的は、集まった参加者の経験に基づいて、真の開発政策を促す主要因としての雇用の重要な役割を示すことである。「質の高い雇用の創出を目標とし、貧困撲滅政策の成否を示す指標としなければならない」とIMFは言う。そして、国境を越えた連帯をこの闘争の基礎としなければならない。
 セミナー参加者は、特に以下の活動における経験に焦点を当てる。
● 多国籍企業による搾取に対抗する労働者の闘い
● グローバルな経済力による攻撃から環境を保護するための社会闘争
● 児童労働との闘い
● 無秩序かつ違法な雇用条件のもとに置かれた労働者を保護するための労働組合・社会運動
 ブライアン・フレドリックスIMF書記次長、ブラジル全国金属総連合(CNM/CUT)のフェルナンド・ロペス会長、シルムコ・ノンドワング南アフリカ全国金属労組(NUMSA)書記長が簡単に始めの言葉を述べたあと、オーストラリア、カナダ、デンマーク、ドイツ、インド、イタリア、マレーシア、南アフリカ、スウェーデンからの参加者が貢献する予定である。
 社会運動やNGOからのWSF参加者、特に人権、環境、女性の権利、労働、開発の各分野で活動する人々に、このセミナーに貢献するよう熱心に促している。 注:セミナーでの使用言語は英語である(フランス語とスペイン語を話す参加者を対象に、英語のみへの逐次通訳をつける)。
 1月18日の午前9時から正午までD114会議室で開かれる上記セミナーの詳しい情報については、カーラ・コレッティに+41-79-7745527(携帯)、+91-22-56934444(ムンバイのホテル)またはEメール(ccoletti@imfmetal.org)で問い合わせのこと。
[2004年1月9日]