IMFニュースブリーフ

AKスチールで労働者が協約案を承認

USWAは長期に及ぶロックアウトと協約紛争を経て合意に達したことを歓迎している。


アメリカ:
全米鉄鋼労組(USWA)とAKスチール・コーポレーションとの間で最終的に協約が締結され、4年以上にわたって労働協約が存在しなかった状況に終止符が打たれた。
 この52カ月間に、この鉄鋼メーカーのオハイオ州マンスフィールド工場で働く労働者は39カ月間ロックアウトされ、会社側(当時のアームコ)は代替労働者を利用して施設を運営した。
 新しい協約の内容は以下のとおり。
●職場復帰手当の増額
●ロックアウト期間中における労働組合員の勤続(年功)の承認
●すべての訴訟と全国労働関係委員会への告発の取り下げ
●会社側による従業員23人の復職拒否の撤回
 AKスチールでの争議に関する背景情報はIMFウェブサイトで入手できる。
[2004年1月29日]