ファルコンブリッジ労働者が勝利
CAW組合員が新しい3年協約を承認し、ストライキが終結した。
カナダ:カナダ自動車労組(CAW)が2月24日発表のプレス・ステートメントで報告したところによれば、オンタリオ州サドベリーにあるファルコンブリッジで働く約1,100人のCAW組合員は、数々の主要な雇用保障問題、賃金・年金引き上げを勝ち取った末、新しい3カ年労働協約を承認した。この協約は組合員の93.5%が承認し、これによってサドベリーにある同社の採鉱所、選鉱場、精錬所で3週間前から続いていたストライキが終結した。
この協約は、同社が開発する新しい現場をすべて労働協約の対象に含めること、新規プロジェクト実施に当たっては契約労働者ではなく組合員だけを利用することを定めている。
また、賃上げ、生計費手当の引き上げ、年金増額、2,000カナダ・ドルの協約締結手当、1,000カナダ・ドルの操業開始手当も盛り込まれている。
労使は協約更新のために2カ月前から交渉していたが、1月31日に旧協約が失効すると、このニッケル採鉱会社は労働者をロックアウトした。
3年前には、協約を締結するために7カ月間にわたってピケを張らなければならなかった。
[2004年2月26日]
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