IMFニュースブリーフ

IMFがマドリードでの爆破テロを非難

スペインの首都中心部で発生したテロリストによる爆破事件を受けて、世界中の金属労働者がスペインの同僚を支持している。

 

スペイン:国際金属労連(IMF)は、昨日(3月11日)マドリードで発生した言語に絶する爆破テロを受けて、世界中の金属労働者によるスペインの同志への同情と全面的な支援・連帯を表明した。
 「一連の事件に深い悲しみと恐怖を感じて愕然としており、これらの卑劣な攻撃で亡くなったり負傷したりした多くの罪のない人々にIMF全体の心からのお悔やみを申し上げたい」とマルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。「IMFは、犠牲者の大部分が労働者や学生、移民だった一連の計画的な攻撃を口を極めて非難する。表現の手段としての暴力は常に非難しなければならない」
 前回の2001年IMFシドニー大会で採択されたテロに関する声明にあるとおり、テロ行為は「自由・安全・自決に対する基本的人権への攻撃である。この行為は、国際労働組合運動がその歴史全体を通じて支持し、実現を目指して闘ってきた、すべての人々の尊厳と平和・民主主義の基本的価値観とに対する攻撃である」。
[2004年3月12日]