2004年金属産業協約を締結
EPMU組合員はニュージーランド最大の民間部門複数使用者協約を承認した。
ニュージーランド:国際金属労連(IMF)に加盟するニュージーランド機械・印刷・製造労組(EPMU)は3月29日、組合員が2004年金属・機械産業労働協約を承認したと発表した。
2.9%の賃上げを定めたこの協約は、ニュージーランド最大の民間部門労使文書であり、国内製造部門全体で賃金・労働条件の基準を設定する。この協約は220社以上で働く労働者2,500人を直接対象としており、そのほか数千人に間接的に影響を及ぼす。
協約を更新するための交渉は2月24日に始まったが、賃上げをめぐって使用者側が2.5%を提示したのに対し組合側は3.5%を要求したため、たちまち決裂した。3月17日にオークランドで一斉ストライキが実施され、その2日後に改善案が提示された。同労組のアンドリュー・リトル全国書記によれば、この案は「労働者の真の生計費上昇をよりよく反映」していた。
EPMUはニュージーランド最大の労働組合である。
[2004年3月31日]
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