IMFニュースブリーフ

労働者の記念日――IMFが行動を起こす

グローバル・ユニオン・フェデレーション3団体が、2004年4月28日の国際労働者の日を記念してジュネーブで集会を開く。

 

ジュネーブ:4月28日、ジュネーブに本拠を置くグローバル・ユニオン・フェデレーション3団体が、国連諸機関事務所のすぐ外にあるプレイス・デ・ネーションズで開かれる集会に参加する。
 この行事は国際食品関連産業労働組合連合会(IUF)が、国際金属労連(IMF)と国際建設・林産労組連盟(IFBWW)の参加を得て開催する。集会では、ポール・アンデラIUF会長とスイスの労働組合代表が演説する予定。
 3団体は、虐待的な安全衛生条件とそれらの虐待をなくすための労働組合活動とについて、各部門の事例を発表する。IMFが示す事例は、世界で最も危険な仕事の一つであり、インドだけで16万人を超える労働者を雇用している船舶解撤産業に関するものである。IMFウェブサイトで、インドの船舶解撤労働者の基本的な問題に取り組むIMFプロジェクトの詳細を参照されたい。
 このジュネーブでの集会は、「職場の事故と不健康は予防可能であり、労働者の安全衛生を尊重していない使用者に責任を負わせなければならない」という明確なメッセージを送る。過去1年間に死亡した労働者を悼んで、公式に2分間の黙祷を捧げることにしている。
 集会は、天気さえよければ午後1時15分から同45分まで開かれる予定。悪天候の場合は、ジュネーブ国際会議センター(CICG)で開催する。
[2004年4月15日]