IMFが新しい自動車部門レポートを発表
この70ページの出版物では、中国の自動車部門をめぐる前例のない事態の展開が独立した章のテーマとなっている。
ジュネーブ:国際金属労連(IMF)は、グローバル自動車産業に関する大変待ち望まれた新しいレポートを発表した。この70ページの出版物は『2004年IMF自動車部門レポート』というタイトルで、以下の各章で構成されている。
●自動車産業:労働組合にとっての課題と戦略
●中国の自動車部門
●生産の概観
●雇用の傾向
●自動車売上高の地域的特徴
「IMF自動車部門レポートの目的は、グローバル自動車産業の状況に関する共通の認識、この部門の金属労働者が直面する共通課題、労働組合の対応方法を形成することだ」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長はレポートの序文で述べている。
2000年に前回の自動車部門レポートが発行されて以降、中国がアメリカ、日本、ドイツに続いて世界第4位の自動車生産国になった。その結果、この前例のない事態の展開を取り上げるために、「中国の自動車部門」に関する独立した章が設けられている。
この出版物は英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語で作成され、IMF加盟組織に配布されており、IMFウェブサイトでダウンロードすることができる。
レポートの内容についてご質問、ご意見があれば、遠慮なくIMF自動車部会(Eメール:rblum@imfmetal.org)までご連絡を。
IMFは、6月8〜10日にアメリカのディアボーン(ミシガン州)で世界自動車協議会を計画しており、およそ200人の労働組合代議員が参加する予定である。
[2004年5月31日]
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