VWメキシコ労働者がストライキを終了
経営側が賃金提示額を引き上げた結果、プエブラの自動車労働者は協約案を受け入れて仕事に戻った。。
メキシコ:8月18日にプエブラのフォルクスワーゲン(VW)工場でストを開始した労働者らは、会社側の改善賃金提示額を受け入れ、8月21日に争議行為を終了した。
VW労組が組織化する同工場の労働者9,500人は、当初8.5%の賃上げを要求していたが、4.5%の賃上げプラス1.6%の商品引換券(食料などの物品と交換できる)増額に同意した。
昨年8月、プエブラ工場ではコストを削減するとともに2,000人分の雇用を守るために、週労働日数が5日から4日に短縮された(関連リンクを参照)。週5日労働制への復帰の問題は解決されていない。
メキシコシティーから南東へ110キロメートルほどの場所にあるプエブラのVW工場は、この巨大多国籍自動車メーカーの「新型ビートル」の単独生産施設であり、メキシコの自動車産業で有数の使用者である。同工場は1日に1,300台の新型ビートルとジェッタを生産している。
[2004年8月23日]
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