13カ月間に及んだRMIの闘争が終結
365人のUSWA組合員が新しい5年協約の承諾を票決し、米国オハイオ州のRMIで13カ月前から実施されていたロックアウトが終了した。
アメリカ:13カ月に及ぶロックアウトを経て、オハイオ州ナイルズにあるRMIチタニウムの全米鉄鋼労組(USWA)組合員365人は、新しい5年協約を受け入れて仕事に戻ることに同意した。
RMIでロックアウトが始まったのは、年間300万米ドルの譲歩に相当する会社側の提案の受け入れを労働者が拒否した2003年10月のことだった。USWA組合員は、この争議で国際金属労連(IMF)とその加盟組織からの国際連帯によって支援された。
レオ・ジェラードUSWA国際会長は、争議の解決を手助けするうえでIMFが果たした役割を称賛した。レオ・ジェラード会長によれば、「IMFは私たちのグローバル連帯要求に迅速に対応し、RTIの最高経営責任者に接触するとともに、『IMF加盟組織にはUSWA第2155/2155-7支部を支援して連帯行動を実施する覚悟がある』と発表した。IMFの力強い対応は、『RTIが反組合的なロックアウトに固執するなら、労働運動は同社事業に世界規模の影響を及ぼす用意がある』ということを会社側に印象づけるうえで役立った」
[2004年12月2日]
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