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IMFがコロンビアでの攻撃を非難

IMFは、サン・ホセ・デ・アパルタドの平和コミュニティー・メンバーの恐ろしい大虐殺を強く非難し、コロンビア政府に対して、この残虐行為を調査して正義を守り、市民社会に対する絶え間ない暴力を終わらせるよう要求した。


コロンビア:
コロンビアの平和活動家・地域社会指導者のルイス・エドゥアルド・グェルラ氏が、サン・ホセ・デ・アパルタドの平和コミュニティー・メンバー大量殺害の犠牲になった。
 2004年2月21日(月曜日)、グェルラ氏の11歳の息子とその他5人の人々が、リオ・ムラトス(Rio Mulatos)から連れ去られた。連れ去ったのは、国家軍の第11旅団所属と名乗る武装した軍服姿の兵士たちである。その後、8人のバラバラ死体が埋葬された共同墓地が見つかった。その中にはグェルラ氏と家族、2人の小さい子どもたちが含まれていた。この事件が発生する数日前にも、この地域に攻撃が加えられたとの報告があり、周辺農村地域への無差別爆撃によって村民200人の生命が危機にさらされた。
 グェルラ氏は、平和コミュニティーを守るための特別保護措置を求めて政府と交渉していた。同氏は副大統領本人から、保護措置を実施するという約束を取りつけていた。
 マルチェロ・マレンタッキIMF書記長はコロンビア政府に書簡を送り、最近の一連の殺害事件を非難した。 マレンタッキ書記長は当局に対し、この残虐行為を調査して加害者を法に基づいて裁き、市民社会に対する絶え間ない暴力を終わらせるよう要求した。 [2005年3月4日]