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シュコダ労働者がソーシャル・ダンピングに抗議

チェコ共和国でシュコダ3工場の労働者が、ソーシャル・ダンピングに対する抗議行動を実施した。


チェコ共和国:
3月30日にシュコダ自動車(VWグループ)で、労働組合活動家がソーシャル・ダンピングに反対して集団デモを実施した。この抗議は、同社の業績が改善しているにもかかわらず、経営側が実質賃金の引き上げを拒否したことに対するものだった。
 IMFに加盟するチェコ共和国金属労連(OS KOVO)によると、シュコダ自動車の生産性は欧州連合に匹敵する水準にある。また、同社の2004年の利益も2003年の倍以上だった。このような理由でOS KOVOは、2005年に実質賃金の引き上げを怠ったのはソーシャル・ダンピングに該当する、と主張している。
 このデモに先立って、過去2カ月間に短い作業中断を含めて50回を超える会合が開かれた。シュコダ自動車は、ムラダーボレスラフ、ブルフラビおよびクバシニの3工場で2万人の労働者を雇用している。
[2005年3月31日]