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REPAMへの支援

REPAMは、来たるIMF大会の議題に関する議論も行われたIMF地域会議で、中・東欧のIMF加盟組合から連帯支援を受けた。


ベラルーシ:
3月18日のIMF中・東欧地域会議で、IMFに加盟するベラルーシの独立労働組合REPAMとの連帯に関する宣言が採択された。
 REPAMは、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領の独裁的支配のもとで人権・労働組合権を侵害されている。REPAM規約の登録は不法に取り消され、同労組の地方組織は登録することができず、組合活動家や組合員は失業や迫害、弾圧に苦しんでいる。独立労働組合の指導者であるアリアクサンドル・ブクボスタウ、ゲナディ・フェディニッチ両氏は迫害されている。
 侵害をやめるよう求める国際労働機関(ILO)の勧告は、ルカシェンコ政権によって無視された。国家が管理する組合からなるベラルーシ労働組合連盟(FPB)も、組合権を弾圧している。
 このIMF地域会議で、中・東欧のIMF加盟組合は、独立組合REPAMの闘いへの連帯と全面的支援を表明するとともに、FPBの行動を非難し、ベラルーシ政府に労働組合権の侵害をやめるよう要求した。宣言の写しはIMFウェブサイトで入手できる。
 このIMF地域会議では、域内の他の国々からも報告があり、来たるIMF大会の議題(IMF規約変更案、IMFアクション・プログラム案など)についても議論した。この会議はブルガリアのソフィアで開かれた。
[2005年3月29日]