IMFニュース・ブリーフス
IMF世界大会まで秒読み



ジュネーブ:
翻訳者や印刷会社が時間外労働をし、プログラム案が細かい点まで具体化され、代議員リストが膨らみ続ける中で、第31回IMF世界大会が全速力で迫ってくる。
 プログラムを要約すると、選挙、IMF規約変更、IMFアクション・プログラムということになる。実際には、これは人々の議論、会合、対話、論争、投票の形で行われる。
 開会式では、オーストリアのハインツ・フィッシャー大統領をはじめ、何人かの短いスピーチがある。その後数日間に代議員は、フリッツ・フェルツェトニッチ・オーストリア労働組合連盟会長やアルフレッド・グーゼンバウアー・オーストリア社会民主党党首など、他の何人かのオーストリア人の講演を聞くことになるだろう。
 シャラン・バーロウ国際自由労連(ICFTU)会長は、「労働者の諸権利を促進する」をテーマに基調講演を行う。そのあと、オックスファムのアドリー・パプマ氏が同団体と労働組合との同盟について講演し、ジャネット・ベルゾーラ氏がペルーにおける地域社会活動の経験を語ってくれる予定である。
 IMFアクション・プログラム改訂版をめぐる議論は、全体会議だけなく、イギリス人ジャーナリスト・作家のロバート・テイラー氏が司会を務める円卓会議でも行われる。
 IMF大会に関する詳細は、http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=67&l=2 からアクセスできる『メタル・ワールド』最新版に掲載されている。
[2005年4月25日]