IMFニュース・ブリーフス
IMFがゲルダウのロックアウト中止を要求

「IMFは、ゲルダウ・アメリスチールでロックアウトされているUSW労働者を迷わず支援する。この局面が打開されなければ、IMFとしてはグローバルな連帯行動を起こす以外に選択肢がない」とIMF書記長は述べている。

ブラジル：ブエノスアイレスの地域鉄鋼会議開催中に開かれたワークショップで、ラテンアメリカ、アメリカ、カナダのゲルダウ工場から参加した上級労働組合代表は、現在テキサス州ボーモントでロックアウトされている300人のゲルダウ従業員を代表する全米鉄鋼労組（USW）の努力への全面的協力・支援を全会一致で決定した。
　この主旨の決議が、ラテンアメリカ、アメリカ、カナダ、ヨーロッパおよびアジアの19カ国から90人を超える代議員が集まって開催された地域鉄鋼会議において、全会一致で採択された。
　マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は今日、ゲルダウ会長兼社長のホルヘ・ゲルダウ・ヨハンピーターに強硬な抗議文を送った。
　「IMFはUSW労働者を迷わず支援する。この局面が打開されなければ、私たちはグローバルな連帯行動を起こす以外に選択肢がない」とマレンタッキ書記長は述べ、ゲルダウに対し、直ちにロックアウトを中止し、協約が締結されていないすべてのゲルダウ工場でUSWと交渉するよう要求している。
［2005年11月９日］