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メキシコ政府が組合内部問題に干渉 3月1日に労働大臣がメキシコ鉱山・金属・関連全国労組書記長の除名を求めたことを受けて、IMFは同書記長との連帯を呼びかけている。 メキシコ:メキシコの労働大臣は3月1日、労働組合の内部問題に干渉する悪名高い法律に基づき、メキシコ鉱山・金属・関連全国労組(SNTMMS)のナポレオン・ゴメス・ウルティア書記長の除名を求めた。 この大臣の行動に先立って、ナポレオン・ゴメス書記長は、コアウイラ州北部のパスタ・デ・コンチョス第8炭坑で発生した災害で65人の鉱山労働者が死亡した事件に対する責任に関して、政府と多国籍企業グルポ・メヒコを批判していた。 労働省は、その後、もうナポレオン・ゴメス氏をSNTMMS書記長として認めないと発表し、代わりの組合指導部を確認した。IMF執行委員も務めるナポレオン・ゴメス氏は、大臣の行動に強く反対している。 IMFはメキシコ合衆国大統領に書簡を送り、この件に介入して労働大臣による組合内部問題への干渉をやめさせるよう要求した。IMFは国際労働機関(ILO)にも提訴し、労働大臣の行動を報告する予定。 「SNTMMS書記長としてのナポレオン・ゴメス氏を威嚇・中傷し、その信用を傷つけようとする大臣の運動をやめさせなければならない」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。 連帯の要請 下記宛にコピーを送付していただきたい。 IMFラテンアメリカ・カリブ海地域事務所 [2006年3月2日] |