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ドイツの金属労働者が警告ストを実施

IGメタルは5%の賃上げ要求を貫徹するため、自動車・エンジニアリング会社で警告ストを実施した。


ドイツ:
全国の金属労働者が先週、ダイムラークライスラー、シーメンスその他の企業で、賃上げを求めて警告ストを実施した。
 長年に及ぶリストラと賃金抑制を経て、ドイツ企業は記録的な利益を上げている。IGメタルは5%の賃上げを要求している。これは財貨・サービスへの内需を押し上げ、それによって経済全般に刺激を与えるうえで役立つだろう。
 今回の警告ストは明確なシグナルを送り、使用者に圧力をかけた。ユルゲン・ペータースIGメタル会長は、合意に至らなければイースター(復活祭)から全面ストに入る可能性がある、と述べた。「私たちが望んでいるのはストではなく、賃金交渉の妥結だ。しかし、使用者側が望むのであれば闘争もいとわない」

[2006年4月4日]