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ＩＧメタルが賃上げを獲得

19時間に及ぶ交渉を経て、ドイツの金属労組が大幅賃上げを勝ち取り、大規模ストが回避された。


ドイツ： ＩＧメタル幹部と金属・電機産業代表は、長時間にわたる交渉を経て指針となる協約を締結し、西部のノルトライン・ウェストファーレン州で３％の賃上げを勝ち取った。 　この13カ月間の協約に基づき、今年６月から2007年３月までの10カ月間に賃金が引き上げられ、さらに2006年３月、４月および５月分として310ユーロ（382米ドル）の一時金が支払われる。この一時金は企業ごとに調整される。
　この協約は、今後数週間に全国各地で締結される産業別協約の模範となるだろう。
　ユルゲン・ペータースIMF・IGメタル会長は、この妥結を「十分に受け入れることができる結果」と表現した。
　IGメタルは340万人の労働者を擁するドイツ最大の産業別労働組合である。

［2006年４月24日］